ひつじのえむ

スイーツ、料理、雑貨などの撮りたくなったものと、気になる言葉を集めたブログです。

『貧血』と『低血圧』の違いと『脳貧血』

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【『貧血』『低血圧』『脳貧血』の症状】

疲労感、めまい、立ちくらみ、頭痛、肩凝り、腰痛、食欲不振、顔色が悪い、動悸、息切れ、ため息、冷や汗、耳鳴り、失神


【貧血と低血圧の違い】

どちらも症状は似ていますが、『貧血』は血液の質が原因で、『低血圧』は血液循環(ポンプ作用)が原因です。

◆『貧血』は血液の質の問題
血液中のヘモグロビンの量が少ない状態
→原因:栄養不足、出血 など
→予防:鉄分補給、ビタミン補給、水分補給

◆『低血圧』は血液循環の問題
心臓から全身に送られる血液や、全身から心臓に送り戻される血液の力が弱い状態
(急性のものと慢性のものがある)
→原因:自律神経障害、ホルモンの影響、ストレス、睡眠不足、栄養不足、アレルギー、アルコール、出血、長期の病床生活 など
→予防:運動、水分補給、塩分補給、栄養補給、生活習慣見直し

Wikipediaより
世界保健機関(WHO)は世界共通の基準として、収縮期血圧100(mmHg)以下、拡張期血圧60(mmHg)以下を低血圧と定義している。

収縮期血圧(最高血圧)心臓から全身へ:上
拡張期血圧(最低血圧)全身から心臓へ:下

ずっと立ったままでいた時や、突然立ち上がった時に一時的に起こる立ちくらみ、めまい、失神などの症状は『起立性低血圧』と言います。これも低血圧の一種で、『脳貧血』とも言います。『貧血』という文字がありますが、この場合は、血液の質のみが(追記:のみ)原因ではなく、血液循環が原因です。


【脳貧血】

一時的な血圧調整不足や、慢性的な貧血による原因などで、脳の血液循環が悪くなって起こる機能障害です。

◆『脳貧血』(脳循環不全)
脳の血液循環が悪くなる状態
→原因:低血圧、貧血、同じ姿勢や急な動作
→予防:横になる、同じ姿勢や急な動作を避ける、運動、水分補給、塩分補給、栄養補給、生活習慣見直し

◎突然起こる『脳貧血』は危険!!
失神や、転倒などの危険があるため、意識が遠のく感じがしたら、危険な場所から離れて、しゃがむ・横になる等で頭を低くする対処をして下さい。
水分補給や塩分補給も効果的なようです。


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